『海辺のストルーエンセ』を予習しようとした。けれど……

海辺のストルーエンセ宝塚作品考察

どうもこんにちは、ひかりふる路オタクです。私はひかりふる路で完全にあーさサン=ジュストに落ちたのですが、来月開幕する『海辺のストルーエンセ』やばくないですか……?あーさに急進的な政治改革やらせたら優勝じゃないですか(ただしその改革が成功するとはいってない)!!

もしかして指田先生、ひかりふる路オタクなのか?もしかしてもしかして、同志なのか??

ということでめちゃくちゃ期待値高めな『海辺のストルーエンセ』なのですが、最初演目が発表されたときは「ストルーエンセって何?(そもそも人の名前であることすら認識していない)」状態でした。その後ストーリーを読んで「なんだこれは……指田先生、神か!?」となり、ビジュアルを見て「神!!!(語彙力崩壊)」となり、ぜひこれはひかりふる路オタク、そしてロベスピエールオタクとしてはストルーエンセ先生についてもっと調べなければ!という使命感に駆られました。

ところが、全然邦語文献がない……!いやあね、ウィキペディアはあるんですよ。

ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセ - Wikipedia

この記事を読むとまあ大体の概要は把握できますよね。しかしオタクというものは、ウィキペディアでは満足できないのだ。最低でも一冊は分厚い本を読みたいわけですよ。

だって、ストルーエンセの生没年は1737-1772。ロベスピエール が1758年生まれなのでストルーエンセの方が20歳ほど年上ですね。フランス革命前夜に、デンマーク宮廷でこんなことが起こっていたなんて……!勉強熱心なマクシムならきっとストルーエンセのことも知っていたのでは?もしかしてもしかして、ストルーエンセはフランス革命にもなにかしらの影響を与えていたのでは!?オタクの妄想はとまりません。

ストルーエンセを求めて

私は何かについて調べたいと思ったら、とりあえずCiNiiで検索します。

CiNiiは国立情報学研究所が運営する学術データベースで、論文やら本やらがどこに所蔵されているか調べることができる超便利ツールです。

CiNii Research

ここに行けば全てを知ることができるんですよ……(言い過ぎ)。それなのに、「ストルーエンセ」で検索しても何もヒットしない!

かろうじてストルーエンセについて触れられていそうな本を発見したのですが、それがこちら。

「怖い絵」シリーズで有名な中野京子先生が書いておられました。カロリーネ・マティルデについて書いてある章があるみたいですね。

それから本ではないのですが、2012年にデンマーク、スウェーデン、チェコの3カ国共同で製作された『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』というドラマ映画があります。王クリスチャン7世と王妃カロリーネ・マティルデ、侍医ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセの三角関係を描いているらしい。DVDですが……↓これはかなり予習になりそう。

デンマークの歴史

じゃあデンマークの歴史について書いてある本でも読むか……これだけ急進的な政治改革しようとしたんだったら歴史書に名前は載ってるでしょ……と思い、続いて「デンマークの歴史」で検索。

そしたらなんと……

『デンマークの歴史』と題された本はこれくらいしか見つかりませんでした!

あの、中央公論新社が出してる新書で『物語〇〇の歴史』シリーズってあるじゃないですか。私はとりあえずどこかの国について調べたいと思ったらこのシリーズを読むわけです。コンパクトでわかりやすくて初心者でもサクサク読めるので。

当然、『物語デンマークの歴史』もあると思っていたんですよ……それなのに衝撃の事実が発覚!

なんと、『物語デンマークの歴史』はない!!

ただ、『物語北欧の歴史』はあります。この本にはデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、アイスランド北欧5カ国の歴史が書いてあるらしい。

あと参考になりそうなのはこの辺りでしょうか。デンマークの学校で使用されている教科書の和訳らしいけど、ストルーエンセについては触れられているのかな?

それから読んでみたいと思ったのはこちら。「第五章 近代への序曲」いう章もあるし、ストルーエンセについても言及ありそう。まだ読んでいないのでわからないですが。

それから、こちらも良さそう。コンパクトでわかりやすそうですね。

しかし、出版数の少なさを考えると、日本におけるデンマーク研究ってあまり盛んじゃないんですかね。なんで……デンマークの歴史って日本ではあまり需要ないのか?まあ、私もあーさがストルーエンセをやらなかったら一生デンマークの歴史に興味を持たなかった可能性もあるからしょうがないのか……?

おわりに

ストルーエンセについて書かれた邦語文献はかなり少ないようですが、あーさはどうやって役作りをしているんでしょうか?指田先生から「参考に」と勧められた本とかがあれば教えてほしい。

しかし、これだけあまり情報がないとなると期待が膨らみますね……!2月3日、KAAT神奈川芸術劇場で一体何が起こってしまうんだ……!?

残念なことに私、チケットご用意できていません!それどころか日程的に配信(あったとして)も観れるか怪しい……。劇場に行かれる方は、この哀れなオタクの分も楽しんできてくださいね!羨ましいぞ!!

実は楽天ルーム始めました!今回紹介した本も載せていますので、よかったらのぞいてみてくださいね♪

ちなみに私がどれだけひかりふる路が好きかということは以下の記事に書いてあります↓

それから、こちらは私的に超力作なのですが、PV数がめちゃくちゃ少ない(泣)。ぜひみてやってください。

ちなみに私はひかりふる路が好きすぎてパリにも行ってしまったぞ。

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