前回の続きです。
フェルゼンは天飛華音さん
こちらは予想されていた方も多かったのではないでしょうか??楽しみですね。
それから、星組版では「Le temps s s’en va」(夢よ永遠に…)が歌われるのかどうかも気になります。この曲はアントワネットとフェルゼンのデュエット曲で、とても綺麗な曲なんです……!フランス語だと韻の踏み方が印象的なのですが、日本語にしても美しい曲だとおもうのでぜひ星組でも歌ってほしいですね。ちなみに月組版では歌われていませんでしたが、東宝版ではありました。
ロワゼルに稀惺かずとさん、トゥルヌマンに大希颯さん
ロワゼルとトゥルヌマンはラマールの手下で、コメディ要素を担っています。月組版では95期の朝美絢さん、輝月ゆうまさんが演じられていました。ニコイチ的な扱いでとてもかわいかったのを覚えています!舞台でちょこまかと面白い動きを見せてくれる役柄ですので、今から非常に楽しみです!
リュシルは詩ちづるちゃん
リュシルはデムーランの恋人(その後妻になる)です。『1789』では二人が幸せの絶頂にある頃が描かれていますね。デムーランがリュシルの家庭教師だったのがきっかけで恋に落ちた2人ですが、リュシルの父親の反対があってなかなか結婚することができませんでした。佐藤賢一の『小説フランス革命』では、早くリュシルと結婚したいデムーランが功績を作るためにパレ・ロワイヤルで演説を打ち、バスティーユ陥落を引き起こした……という物語になっています。一躍時のひととなったデムーランはリュシルとの結婚も認められ、子どもももうけるのですが、ロベスピエールと対立して処刑されてしまいます。リュシルは最後までデムーラン救出のために奔走しており、結局は彼女自身も処刑されることになってしまいます。処刑を怖がっていたデムーランとは対照的に、リュシルは「これでようやくデムーランに会えるわ!」と嬉しそうに断頭台に上っていったそうです。こういった逸話からもわかるように、リュシルはかなり強い女性です。そのあたりを詩ちづるちゃんがどのように演じてくれるのか、楽しみです!
ちなみに東宝版でリュシルを演じた則松亜海さんとデムーランを演じた渡辺大輔さんはのちに結婚されましたね!
おわりに
1789、今から非常に楽しみです!!なんとかチケットをゲットできたので、しっかりと味わってきたいとおもいます。
ちなみに『1789』予習には以下の本がおすすめです!
長い小説ですが、フランス革命の全貌を理解するのに最適です。ミラボーがデムーランをたきつけてバスティーユ陥落を起こそうとします。後半になるとロベスピエールとリュシルの恋模様(?)も描かれます。必読です!
こちらはダントンを主役にした映画なのですが、処刑を前に震えるデムーランを見ることができます。私の一番好きな映画です!!ダントンがかっこ良い。ロベスピエールもサン=ジュストも最高です。一見の価値あり。
簡単に史実だけを確認したい方には以下の本がおすすめです。コンパクトにまとまっていて便利です。宝塚ではフランス革命を舞台とした演目が多いので、一度読んでおくと他の作品を鑑賞するときにも役立つかもしれません。
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