宝塚ブログを始めて1年

どこかの宮殿身辺雑記

お久しぶりです。気づいたら最後の投稿からもう3ヶ月も経っていました。2023年ももう終わりですね。

ブログ開設から1年

当ブログは1周年となります。去年の今頃はサーバの契約やらWordPressの設定やら、慣れないけれど楽しい作業に没頭していた記憶があります。

ちなみにブログ開設までの道のりはこちら↓これからブログをやってみたいという方の参考になればと思います。

ひたすらブログを書いた、2023年前半

もともと私は2つの目標があり、このブログを開設しました。

1つは、宝塚作品の歴史を紹介すること。もう1つはまだ達成されていないのですが、秘密です(いつか達成したい)。

宝塚で上演された作品の歴史を解説するという目標は達成済みかな。『うたかたの恋』、『応天の門』や『1789』など様々な作品の歴史を調べて記事にまとめました。私は歴史も歴史をもとにした作品も大好きなのですが、特に「史実と違う点はどこか」ということに興味があります。どこが創作で、どこが史実なのか。そういったことを知ることで、もっと作品の世界を楽しめるような気がします。ひいては、すでに存在した歴史をどのように描くのか、今その歴史を作品にする意味とは何なのか、など様々な問題についても考えることができます。

また、歴史以外についてもたくさん記事を書きました。私は宝塚の作品も好きだけれど、いつも輝いていて、自信にあふれたタカラジェンヌの方々が好きです。だからこそ、彼女たちの美容法やセカンドキャリア(OGの近況)などについても色々と記事にしました。

様々なジャンルの記事を書くことで、読者の方がどのようなことに興味があるのかわかって面白かったです。

ブログを休止していた理由

もともと、今年の夏から秋にかけては予定が詰まっていて、ブログを書く時間が取れないため、毎日更新をやめました。それが2023年8月。

2023年9月になって、これからは週1回くらいの更新にしようかな〜と思っていたところで、あの事件が起こりました。

宝塚ブログ界隈もSNSもこの事件にまつわる話題一色(もちろん他の話題もあったけど)。この事件に触れずに何食わぬ顔でブログを再開するのはどうなのだろうか、と思いつつも、でも今何か言うことが怖いという気持ちもあり、結局ずるずると3ヶ月お休みすることになりました。

多くの宝塚ファンの方同様に私にも色々と思うところがあります。しかしそれを言葉にすると、誰かを傷つけてしまうのではないか。そもそも私は外部の人間で、中で何が起こったのかなど絶対にわからない。それなのに何かを言って良いのか。しかし「他人は何も言うな」ということになってしまえば、社会問題は解決しない。宝塚ファンとしてやはり、自分の気持ちを残しておくべきではないか。

ここまで書きましたが、やはり私の気持ちは定まっていません。だから、この問題について直接的に触れることはないと思います。

ただ、1つだけ書き残しておきたいのは、この問題の背後にはアーティストを取り巻く労働問題があるということ。芸術と労働の関係について、アーティストの藤井光さんと社会学者の吉澤弥生さんのこちら↓の対談記事が興味深かったです。ミュージカル界隈にはまた別の事情があるでしょうし、宝塚の場合は阪急という大企業の一部門であるという点も重要だと思うのですが、とても示唆に富んだ記事でした。

やりがい搾取?藤井光×吉澤弥生がアーティストの労働問題を語る | CINRA
長時間労働、低賃金、セクハラ、自主規制。アートの現場が直面している現実

吉澤弥生さんのこちらの記事も。

アートと労働|吉澤 弥生|ネットTAM
現在、日本の賃金労働者のうち非正規雇用(契約・派遣・嘱託・パート・アルバイト)は...

最後になりましたが、亡くなられた生徒さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

ブログ再開

このブログ記事をアップするのにも、とても時間がかかりました。

一度休止してしまうと、次にアップするハードルがあがるというか。こんな記事を全世界に発信しても良いの!?みたいに気負ってしまったんですよね。

でももともとは好きなことを書こうと始めたブログなので、今後も気楽に記事を書いてはアップしていこうと思います。

これからは読書や歴史が中心の記事になるかもしれません。

ブログ2年目も、どうぞよろしくお願いします!

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