「ロベスピエールがもし現代のテクノロジーを使える世界線に生きていたら」妄想、第二弾です。
ちなみに前回はこちら、もしも恐怖政治期のロベスピエールがvlogをやっていたら、という妄想です↓
第二弾の今回は、ロベピが自分の法律事務所のチラシを作ったらどうなるか考えました。
ロベスピエールが実際に主張していたことをまとめつつ、チラシをつくってみました。
まず、弁護士時代のロベスピエールは非嫡出子や女性といった、社会から不当な差別を受けている人々の権利を主張しました。非嫡出子の権利の擁護に関しては、ロベスピエール自身が、両親の婚姻前にできた子どもだったことも関係しているといわれています。女性の権利に関しては、確かアカデミーへの女性の入会を擁護する主張をしたとか。このチラシでは「サークル」としました。
また「ご近所トラブル」として「避雷針の撤去を要求された」という事例を取り上げてみました。いわゆる「ヴィスリ避雷針裁判」です。
アメリカの科学者、ベンジャミン・フランクリン(1706-1790)は、雷が神の天罰ではなく、電流であることを明らかにしました。そして開発したのが避雷針です。ヴィスリというひとが自宅に避雷針を設置したところ近隣住民から苦情がでたのを、ロベスピエールが弁護を引き受けて勝訴しました。裁判において、ロベスピエールは科学の進歩の重要性を主張したそうです。
そのほかにもロベスピエールは死刑制度に反対したり、刑事事件の加害者の家族も罪を負うべきかといった問題についての論文を著したりと、弁護士として旺盛な活動をみせました。
ロベスピエールのセリフ、「すべての人間は生まれながらに平等」はフランス人権宣言から拝借。時系列的にはフランス人権宣言の方があとですが、もうすでにこの頃にはロベピがこのような思想をもっていたということで。
「毎週土曜日無料相談会実施中」は私の妄想です。本当にやっていたかどうかはわかりません。
「お客様満足度No.1」も妄想です。そもそもどういう意味で「No.1」なのかも不明。アラスで一番なのか、はたまたパリで一番なのか……。
また、事務所の場所は、現在「ロベスピエールの家」として観光名所になっている場所にしました。本当は「駅から徒歩○分!」と書きたかったのですが、当時の鉄道事情がよくわからなかったので、ロベピの家の周辺にある大きな広場を目印にしてみました。このグラン・プラスは、11世紀の市場が発展してできた場所だそうです。ロベピもここでまったりしたのかな……。いつか私も行ってみたいです。
今後もフランス革命期の革命家たちに関する画像をどんどん作っていきたいと思います。楽しいので皆さんもぜひやってみてください。
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ロベスピエールの弁護士時代が気になる方にはこの本がおすすめです↓
コンパクトにさっと知りたい方には以下の記事がおすすめ。↑の本がけっこう引用されている印象。
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