『地図と拳』といえば、第168回直木賞、 第13回山田風太郎賞を受賞した小川哲さんの長編小説です。
先日読了したのですが、これは全雪組ファンの方におすすめしたい……!と思いました。
『地図と拳』は、第二次世界大戦前夜〜後の満洲を舞台にした大作です。
まずこの舞台設定が、『蒼穹の昴』後の中国ということでボルテージマックスです。実は『蒼穹の昴』には続編がありますが、シリーズ第4部は『マンチュリアン・リポート』。『地図と拳』ドンピシャです(『地図と拳』の参考文献にはこの浅田次郎さんの『マンチュリアン・リポート』も挙げられていました)。私は『マンチュリアン・リポート』の方は未読なのですが、朝美絢さんが演じられていた春児が出てくるみたいです!!春児のその後が気になる方はぜひ読んでみてください。私も読みます。
さらに満鉄も出てきますので、鉄道産業をテーマにした『ライラックの夢路』との関連もあり!鉄道、人々の統一、帝国の拡大など、『ライラックの夢路』を見て様々な考えが膨らんだ方も多いのではないでしょうか。そんな方はぜひ『地図と拳』を読んでみてください。考えが深まるかも?
作風自体も、それぞれの(膨大な数の)登場人物が各々信念を抱きつつ生きる、といった感じなので『蒼穹の昴』っぽさがあります。『蒼穹の昴』がささったという方にもおすすめ。
ぜひ皆さまも『地図と拳』を楽しんでみてくださいね〜!
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『地図と拳』↓
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浅田次郎さんの『マンチュリアン・リポート』はこちら↓
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