今年、星組で『1789』が再演されますが、それに関連して私の妄想を。
ロマン・ロランの『ロベスピエール』という作品があるのですが、これが最高なのです。ロベスピエールとサン＝ジュストの関係性だけでなく、この作品ではエリザベートとルバ、アンリエットとサン＝ジュストといった男女の恋愛から、ルバとサン＝ジュストのもうほぼBLといっても良いような関係まで描かれています。この３組のカップルの行方を『テルミドールの恋人たち』というタイトルでタカラヅカで上演してくれませんかね？？
詳しくはこちらの記事参照↓ 多分、当ブログの中で一番PV数の低い記事。笑
演出は生田大和か指田珠子先生
そりゃあもちろん生田大和先生一択でしょ！私はひかりふる路オタクなのだから！！
……と言いたいところなのですが。
指田珠子先生の演出も見てみたいです。『冬霞の巴里』の雰囲気がツボすぎました。あんな感じのメイクで冒頭のダントンとデムーランに出てきてほしい。
生田先生か指田先生か選べないので、お二人ともに演出してほしいです。生田ver.と指田ver.で演出の違いを比較したい……。同じ原作作品を別な演出家の方が脚色するって面白そうじゃないですか？それぞれの個性がはっきりと出そう。
それから、三組のカップルがそれぞれの思いを歌にのせて吐露するシーンがほしいです。もちろん盆も回して（超重要）。『ポーの一族』の「愛のない世界」みたいな感じでお願いしたい。このシーン大好きなんです。
キャスト
ということで妄想は膨らみ、キャストまで考えてしまいました。番手や組などは度外視で、完全に私の欲望の赴くままに想像します。ただし在団中のジェンヌさんのみ。
ロベスピエール ：ちなつ、おだちん
鳳月杏
『Rain on Neptune』での「誰のために踊らされているのか」が最高だったのでちなつさんでみたい！あの余裕綽綽な感じをもっと見てみたいのです。歌も演技も最高。
風間柚乃
あと私が見てみたいのは、おだちんロベスピエール。おだちんはなんといっても演技が上手じゃないですか。そして渋いので、割と史実っぽいロベスピエールになりそうじゃないですか？映画『ダントン』のロベピみたいになりそう。それはそれで見てみたい。おだちんの演技で、苦悩するロベピの姿を見てみたい……。
私はこれまで、「『ひかりふる路』もう一回上演してほしいけど、だいもんロベピ、咲ちゃんダントン、あーさサン＝ジュストが神すぎたから他のキャストなんて解釈違いだよ。。。！」と思っていたのですが、ここにきておだちんがトップになったら『ひかりふる路』やってほしいなあと思い始めています。生田先生頼む〜〜海外のミュージカル翻案するのも良いけど、生田先生には最高傑作があるんだからそっちの再演も考えてください！！切実にお願いします。
サン＝ジュスト：あーさ一択!!
朝美絢
これはあーさ以外誰がいるんですか！？あーさしかいないでしょう！！ あーさのサン＝ジュスト最高すぎた。これについてはもう説明がいらないですね。
ただ、『ひかりふる路』ではとにかく「マクシム大好き！（しっぽふりふり）」みたいな感じで、これはこれで可愛くて大好きなんですが、ロマン・ロランの小説ならもっと複雑なキャラクター造形にできるんじゃないかな。自分の信念とロベピが解離していくあたりとか、サン＝ジュストの孤独さとかを表現してほしい。
ていうかもしあーさがトップになったら、サン＝ジュスト主役の作品やってほしい。サン＝ジュストはとっても個性的かつ魅力的なキャラクターなのでタカラヅカの主役にもなれるんじゃないかなあ。
ルバ：ひとこちゃん
永久輝せあ
うーんルバか、、、あーさ×咲ちゃんの並びが好きすぎるので彩風咲奈さんをキャスティングしようかとも思いましたが、やっぱりルバはひとこちゃん！『ひかりふる路』でのルバの演技がとっても良かった。『ひかりふる路』を初めて見たときはルバについて全く知識がなかったので「ひとこちゃんすでに発光してるな……すごいキラキラ……」という感想しか持てなかったのですが、ロマン・ロランの小説を読んだあとにひとこちゃんを見たら、「なにこれ解釈一致！！ひとこちゃん最高！！」となりました。ということなのでやはりルバはひとこちゃん一択です。
エレオノール：小桜ほのかちゃん
小桜ほのか
小桜ほのかちゃんかな。おっとりとしていて、いつも一歩下がっているけど内には熱い思いを秘めている、みたいなキャラクターが似合う気がする。そしてたくさん歌わせてください。小桜ほのかちゃんの声が大好きなのだ。
エリザベート ：うみちゃんorひまりちゃん
海乃美月
え〜これは迷うな……。ひとこちゃんルバとのカップリングで見たい娘役という点から、同じく97期のうみちゃん。麗しいカップルになりそうだ。
野々花ひまり
それかひまりちゃん。エリザベートの雰囲気に合う気がする。
アンリエット：かのちゃん
潤花
これは潤花ちゃん！サン＝ジュストはどこまでも影、って感じなので、対するアンリエットは圧倒的陽属性であってほしいのだ。その点において潤花ちゃんの右に出るものはいないでしょう。
おわりに
この記事を書いていて思ったんですが、宝塚の演出家ってすごく楽しいですね！？ジェンヌさんひとりひとりの顔を思い浮かべながら「このひとにはこの役かな〜」とか妄想するの楽しすぎる。しかも私の場合は脳内妄想だけで終わるけど演出家の場合はそれを現実にできるんですからね。大変な仕事だろうけど、楽しみもすごそう。
宝塚、お願いだからもっとフランス革命ものを上演してくれ〜〜！
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