1789公演中止雑感

どこかの宮殿宝塚雑記

とっっっっても楽しみにしていた1789の公演が中止になってしまいました。初日はなんとか公演時間を遅らせてスタートしたものの、翌日、6月3日から8日の公演が中止となり、さらに15日まで中止延長。

私は宝塚ファンになったのが比較的最近なため、前回の月組公演は見ていませんでした。しかしその後宝塚にハマり、特にフランス革命ものが大好きなので、音楽もダンスもカッコ良い1789は特別大好きな作品となりました。ですから今回の星組版も本当に楽しみにしていて、もう何ヶ月も前から貸切公演をチェックしたり、あの手この手でチケットを手に入れようと頑張っていたのですが、頑張って手に入れたチケットも今回の公演中止で消えてしまい、残すところあと1枚になってしまいました。

しばらく宝塚では公演中止がなかったので、今回の1789もまさか公演中止にはならないだろう……と思っていた分、ショックも悲しみも大きいです。あと1枚チケットを持っていますが、それも見に行けるかどうか不安になってきました。

公演を観にいけなかったという悲しみが大きい一方で、一体星組生の間で何が起こっているの……?という心配もあります。ここまで中止が延長となると、よっぽど体調不良者が多いのでしょうか。1789は大作ミュージカルですし、星組生の皆様もきっと気合を入れて稽古に励んでいたはず。そんな公演が中止となってしまったと考えると、星組生のメンタルも不安です。観に行けなくなるだけでこんなに悲しいのだから、演じられないというのはもっと悲しいじゃないのかなと想像します。

そして改めて思うのは、一つの作品の公演期間が短すぎるのではないかということ。宝塚、東京でわずかそれぞれ1ヶ月程度の公演しか行わないというのはおそらく宝塚創立以来続いている伝統であり、大正時代の日本の演劇の慣習をいまだに残しているというのはとても興味深く、すごいことだなあと思っていたのですが、今の時代にそれを続けるのは観客、劇団ともに負担が大きいのではないかと思ったり。私個人としては、もっと公演期間を伸ばしても良いんだよ〜!とも思います。公演期間を伸ばせば、ファンは何回も通えてハッピーですし、宝塚に興味のないひともチケットを取るチャンスが増えるので新規ファンも開拓できて一石二鳥だと思うのですが、どうなんですかね。

とにかく今は星組生の無事、公演再開を祈っています。

そして観に行けなかったひとたちも、どうにか悲しさが和らぎますように。

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悲しすぎてもう宝塚のコンテンツにはしばらく触れられない……という方もいるかと思いますが、「いやいやこの期間に頑張って予習して観劇を心待ちにしよう!」という強者のためにリンクを貼っておきます。

月組版↓予習に最適です!

東宝版。2つバージョンがあるよ。今回の星組版の改変はこの東宝版に依拠している部分が多そう。

フランスでの初演版はこちら。宝塚・東宝版とはまた違います。

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