1789キャスト別感想第5回目の今回は、暁千星デムーランについてです!
弱いからこそ勇気がある
私のデムーランに対するイメージは、佐藤賢一の『小説フランス革命』とアンジェイ・ワイダの映画『ダントン』によって作られています。つまり私の中では、「デムーランは民衆を導いてカッコ良い!」という(のもありますがそれ)よりも、自分の欲望や感情に忠実だったからこそ、ときにロベスピエールさえを驚愕させるような勇気のある行動にでることができた、というイメージです。ちなみに私の中では、ロベピ=理性、ダントン=行動、デムーラン=感情というキャラ分けがなされています。
そして今回のありちゃんデムーランはまさに私のこのイメージにぴったりでした!
月組版のかちゃ(凪七瑠海)デムーランは、これはこれでカッコ良いんですけど、私のイメージよりはちょっと大人すぎるかな……?という印象でした。ロベピやダントンよりもしっかりしていて、みんなをまとめるリーダー格という感じ。ロベピに処刑されることになっても堂々としてそう。
私の中でどうしてもありちゃん=Baddyのかわいい王子、という印象が抜けないからかもしれませんが、今回のありちゃんデムーランはこのかわいさと勇気を両立している稀有なキャラクターのように思えました。私の妄想か願望かもしれないけど!
ありちゃんデムーランなら、リュシルとの恋愛にも夢中になるし、自分の幸せを大事にしそうです。
今回の星組版では「世界を我らに」がカットされた代わりに、「武器をとれ」がデムーランのソロ曲として追加されていました。この曲、静かで覚悟が感じられて良い曲だとは思うのですが、やはり個人的にはフランス版通りデムーランには「Ca ira mon amour」を歌ってほしかったなあ……。しかし宝塚にはスターシステムがありますので、フランス版のようにみんなが平等な群像劇というわけにはいかないんでしょうね、多分。
ちなみにフランス版の「Ca ira mon amour」はこんな感じ。このMV、本当に良いです……。
私の中でバスティーユの恋人といえばやはりデムーラン&リュシルなので、この歌詞が刺さりまくります。革命家3人の中で、「愛のために戦おう!」と一番言いそうなのってデムーランですし。
おわりに
とにかく今回のありちゃんデムーランは、私の中のデムーラン像にぴったり一致していました!
そして今までもずっと星組にいた??ってくらいなじんでましたね。本当に今の星組の布陣、最高です!
ちょっと感想が少なめですが、これは私に目が2つしかないせいです。見るところがたくさんありすぎて、あまり追えなかった……(泣)ミャクミャクになりたいと思ったけど、やっぱりそれでも目が足りなさそうです。
それから今回のありちゃんデムーランの衣装、かわいかったですね!あのシルクハットがなんともいえない。なんか、一人だけ空飛んでどこかに行ってしまいそうじゃないですか?
次回はいよいよロベスピエールです(多分)!!
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『小説フランス革命』。ちょうどデムーランがバスティーユ陥落のきっかけとなる演説を果たす過程が描かれます。なぜデムーランはこれほどの名演説をしたのか?そこには愛と策略があった……という感じです。ロベピとの関係もちょっとピリピリしてます。
映画『ダントン』。まじでデムーランがかわいい。処刑されることになったあとの一連の行動(仕草やセリフ)が神がかってます。ダントンがデムーランを励ましているのも良い。
映画ダントンへの個人的萌え語り記事はこちら↓
月組の1789。三部会のシーンで、かちゃデムーランがネッケルに「ちょっとどういうことですか!?」と詰め寄ってるのがツボです。急に現代日本になった。
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今からでも遅くはない!ananの星組特集です↓
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